にゃんこの穴掘り

雑草が好き、虫が好き

テントウムシ、大活躍

 前回の続き。
 
 一見、気味の悪い卵の塊りが、まさかテントウムシ様のものだとは、この歳になるまでぜんぜん知らんかった。
 卵から孵りたてのテントウムシの幼虫は黒ゴマそっくりで、大きさもアブラムシと変わらない。
 こんなちっこいのが、本当に食うのか?と、半信半疑で経過を観察。

 案の定、数日はアブラムシの数に変化なし。
 ところが幼虫の体長が5ミリくらいになった頃から、みるみるアブラムシが減り始めた。
 行動範囲も広がり、離れたプランターにまで移動して、ひたすらアブラムシを追い求めている。

  

 天敵って偉大だ。
 ほんの一週間ほど前まで「殺虫剤を使うしかないか」とまで思い詰めていたのに、今では「このままではエサ(アブラムシ)が足りなくなる! どっかから捕ってきてやらなければ」と焦るほど。
 薬と違って害はまったくなく、しかもタダ!!
 
 アブラムシは連中に任せておけば大丈夫。
 というわけで残る問題は、去年・一昨年とさんざ悩まされたカメムシ対策だな。

 誰か、カメムシの天敵って知りません?

アブラムシ大発生

 ビオラやパンジーは丈夫で綺麗だけど、花柄つみが大変。
 ちょっとサボってたら目に見えて株が弱ってきたので、休みの日に腰を据えてお手入れを始めた。
 でも、ちょっとなんか変。
 花を掻き分けてると、手がべたべたしてくる。

 ??と思ってよくよく見ると、茎に小さな虫がびっしり!!
 こ、これは・・・もしや、昔よく見たアブラムシでは?

 少しでも被害を軽減しようと、特にひどい箇所を切り取っていったんだけど、丸坊主にしない限り無駄だと判明。しかも葉の裏にわけのわからん卵の塊りまで発見した。
 
 アブラムシの重みでしなってるんじゃないかと思われるほどひどい花や茎と、卵のついた葉っぱをゴミ袋に捨てたところで、いったん中断。
 薬を使わないとどうしようもないということで、薬剤を検索するためにPCを開いた。卵も気になったので、何の卵か調べてみたら。。。なんと、テントウムシ様の卵ではないの!!

 慌ててベランダに駆け戻り、ゴミ袋をひっくり返して葉っぱを捜した。
 いっしょに土も捨てていたので、残念ながら一枚は半分以上潰れてしまってた。でももう一枚は奇跡的に無傷。それをビオラの株間に戻して、待つこと二日。黒いゴマ粒のような幼虫が5,6匹誕生してた。
 卵は少なくとも30個以上はあったのになんで?と思ったけど、近くで蜘蛛もウロウロしてたから、いろいろあったのかもしれない。
 ← ピンボケだけど、わかるかな?


 別に全滅しなくても、ビオラやパンジーに害を及ぼさない程度にまで減ってくれたらそれでいいのだ。
 今のとこテントウムシが食う数より、アブラムシが増えるスピードの方が早い。
 
 頑張れ、テンちゃん。 
 
 

 お花見の観光客で、この間ずーーーっと忙しかったんだけど、やっと一息。

 なんで日本人って、こうも桜が好きなのかねと思いつつ、私も通勤の道すがら思わずみとれてしまってた。

 この歳になるとついつい、「今年も無事に桜が見れた。でもあと何回見れるのか」などと思ってしまうのよね。
 そんなことを考えさせる不思議な魔力が桜にはあって、みんなそういうとこに引き寄せられるのかなぁ。


 店の近くの公園の桜。
 見に来る人は誰もいないけど、見事に咲き誇ってた。

 ↑ ど近眼なので、メガネを外すとこんなふうに見える。これはこれで、ピンクの雲みたいでとても綺麗。

 ついでに夜桜。


 夜に見て綺麗な花というのも、桜以外には思いつかないよね。

 死体が埋まっていると言われても、納得してしまいそうなほどの美しさだけど、実はこういうのが一番好きだったりする。


 雑草だからか、この写真を撮った数日後には抜かれてしまっていた。
 桜やパンジーやチューリップもいいけど、一番綺麗なのは雑草だと思うんだけどなぁ。

今年は花より団子でいくか?

 とーーーってもお久でございます。

 冬の間は「一年中咲きっぱなし」の一株を除いて、枯山水状態のベランダだったけど、2月に入るなりさっそくパンジービオラを大量購入。
 ところが、「ここだけ春だわ^^」と悦に入ってたら、あざ笑うようにドカ雪
 植えたばかりなのに、可哀想なことになってしまった。
 

 枯れるのではと心配したけど、雪が溶けたら何事もなかったかのように元気。
 さすがはビオちゃんとパンちゃん。
 「安い、丈夫、綺麗」と三拍子そろった園芸種もそうはないぞ。

 暖かくなってきた途端、去年のビオラからこぼれた種からも芽が出てきて、ベランダは早くも賑やかになってきた。
 
 今年は、花はビオラとパンジーのみにして、5月までこの2種類中心でいくつもり。
 夏のグランドカバーは今年もサツマイモを予定。
 そして、去年収穫の喜びに目覚めた私としては、サツマイモ以外にも何か植えたいなぁと画策しているのだ。

 それでなくても、最近の野菜の高騰振りにめまいを覚える今日この頃。
 ベランダで好物の玉ねぎやじゃがいもが採れたら、めちゃくちゃ嬉しいんだけど。
 他に、ぜひとも作ってみたいのはトマトとピーマン。
 薬を使えないから、全部虫に食われちゃうかもしれないけど、挑戦だけしてみようかなぁ。
 ダメならダメで、ここに書くネタができるわけだしね。

 ではこれから秋まで、再び穴掘り日記を再開いたしまーす^^

 

サツマイモの収穫

 先週、やっとこさサツマイモを掘った。
 本来なら、10月中に掘らなきゃいけないところを、サボりにサボってたわけ。

 元々「グランドカバーに」という目的で植えたものだから、収穫は眼中になかったせいもある。でもこのまま放っておいたら、次のパンジービオラが植えられないので、重い腰を上げた。

 畑に植えてたのならまだしも、小さい小さいプランター
 しかもそこに2株も3株も植えていたから、もしサツマイモが出来ていても種みたいな大きさだろうと思ってた。

 ところが・・・!!

 確かに親指ほどの大きさのがほとんどだけど、食えそうなくらいでかいのも数個ある。あんな狭い空間で、よくぞここまで育ったもんだと、ちょっと感動。
 何と言っても、土の中に綺麗なアズキ色の塊りを見た時は、久々に新鮮な衝撃を受けた。

 はっきり言ってはまりそう。
 来年はもっと大きなプランターで、もっと余裕をもって蔓を植え込んでみよう。


 花より団子ならぬ、花より芋?
 

ゾンビ増殖中

 ガーデニングの基本というのは、花が咲き終わったらすぐに処分して次の花を植え、常に満開状態にしておくことなんだろう。
 ところが、私はそれができない。
 花が終わっても、葉っぱが元気だと捨てる気にならないし、完全に枯れてしまっても「もうちょっと様子をみてから」と思ううちに数ヶ月経ってしまったりしてる。

 ところが枯れて根だけになってた株が、忘れた頃にいきなり復活してたりするからビックリなのだ。

 ちょっと前まで ↑ だったのが、今は ↓



 一年中咲いてる花の陰で ↓ の状態だったのが、

 パチパチ、お見事〜。

 こういうのを目の当たりにすると、ますます処分できない。
 
 しかし宿根草は高くてもったいないから、植えてるのはすべて1年草のはずなのに。
 なんかウチのベランダに来ると、みんな雑草化していってるような気が。。。

ミニアサガオ

 ウチのベランダでは、前回書いた「一年中咲いてる花」に加えて、もう一つ不思議なものがはえている。

 一応アサガオ
 でも見ての通り、ツルが伸びずに葉っぱが4枚になったところで、いきなりてっぺんに花が咲いてる。

 別にわざと作ってるわけじゃないんだけど、去年もこうなった。
 花が特徴のあるこの形でなかったら、とてもアサガオには見えんぞ。

 にゃんこんち特製ミニアサガオと名付けよう(?)